クラジュードの村から日本の未来へ
~国際協力×地域創生×手仕事の力~
南タイ・パッタルン県の小さな村から生まれたクラジュードバッグ。
そこには、天然素材・伝統技術・女性の就労支援という多くの価値が織り込まれています。
私たちはこの手仕事を「日本のものづくり精神」と重ね合わせ、
JICA(日本協力機構)さまが支援するOTOPやD-HOPEの理念と呼応させながら、
新たなグローカル価値をつくろうとしています。
活動の柱となるテーマ
■ 国際協力
JICAが支援してきた「OTOP」や「D-HOPE」の枠組みのもと、
村の女性たちが手がけるクラジュードバッグのクオリティを、日本市場の視点からプロデュース。
ひとつひとつの製品に“物語”を込め、日本とタイの新しい関係性を築く民間発の協力モデル。
■ 地域創生と女性の就労支援
手先の器用さと根気強さを活かした刺繍は、村の女性たちのアイデンティティそのもの。
カスタム刺繍やデザインの多様化により、地域資源の価値が広がり、持続可能な働き方を支える。
■ 日本の未来と“ものづくり”の共感
大量生産・大量消費とは異なる「背景の見える商品」を求める消費者層に訴求。
“買う理由”が「安いから」ではなく「共感できるから」という価値観へ。
共通の精神とこれからの挑戦
クラジュードの村の女性たちは、まさに“コミュニティ起業家”です。
伝統を守りながらも、変化を恐れず新たな価値に挑戦するその姿は、
日本の地域で活躍する若手クリエイターや職人たちにも通じるものがあります。
今後は、視覚障がい者が“音で知る”ものづくりの現場音や、
聴覚障がい者に向けた作業動画の配信など、インクルーシブな情報発信も構想中です。
クラジュードバッグに添付されたQRコードから、職人たちの想いや音が伝わる。
そんな「五感で触れる手仕事の物語」を届ける取り組みが始まろうとしています。
最後に
この活動は、「国際協力×地域創生×日本の未来」という視点から、
小さな村の挑戦を社会全体の可能性へとつなぐものです。
詳細や最新の取り組みについては、自社ホームページのブログにて継続的に発信しています。
報道・取材のご検討にあたってご活用いただければ幸いです
今後は、4つのテーマに沿って深掘りしていきます。まずはテーマをお知らせします。
①国際協力とJICAとの関係 - OTOP
②OTOP/D-HOPE制度の特徴
③視覚障害者支援との連携 - 視覚障碍者の職業訓練(バンコク編)
④日本とタイの歴史的つながり - 1612年にシャムへ渡った山田長政が紡いでくれた一本の赤い糸



