インバウンド戦略 通訳案内士って?

目次はIntroductoryっていうんですね(笑) 1章~4章の構成です。

【第一章 日本の地理】

 インバウンドの観光客が販売店に来てくれたり、外国から友達が来日したとき「次どこに行くの?」って聞いたのはいいんだけど、「北海道に雪を見に行くんです」って言われても自分は、昔々妻が北海道出身の人気グループGLAYのコンサートを観に札幌ドームに行くというので、なんとなく着いて行ったことがあるだけで。おまけに自分はコンサートには行かず札幌の健康ランドで知り合いのおっちゃんと温泉に浮かんでいただけ。 何も話が出来なかった。ヤバイ。少しくくらい日本の地理を勉強しないと。

【やまとごころキャリアは指南役】

  業界の動きを見るだけで自分たちの役割とすべき仕事が見えてきます。日本を訪れるインバウンドの「ニーズ」と「ウォンツ」に応える商品サービスを提供(販売)するために、第一線で水先案内人となる「人」の採用が大繁盛しています。

  販売は「技術」と言われています。「才能」ではなく裏打ちされた「知識」と「経験」によりインバウンド(顧客または購入者)にサービスをする人が不足しています。なぜかと言えば、最低限英語で案内し、インバウンドの「知りたいこと」をヒアリングし理解したうえで応える英語力が求められているからです。特徴的なことはそのような仕事の給与体系は一般的な事務または販売員とさぼ変わらないということで、英語が話せるから給与がいいとは限らないのです。その世界の中で、屈指の水先案内になれる人は微差により所得が増えます。

  インバウンドを購入者とするならば、事前に旅行会社を調べてそれぞれの特徴を比較し「理性」てでコスパを計ります。いったん利用する旅行会社を決めると、「感情」が固まります。物販をする小売店での接客業で感情と理性の違いからその顧客の特徴を察知して販売することを、クロージングと言いますが、いったんそのコースに決めたインバウンドは感情(他より少し高いかもしれないが、好きで決めた)人です。つまり、「感情クロージング」で販売する下地が整っているということです。

  インバウンドビジネスを展開する「やまとごころキャリア」の事業内容をメルマガ登録しておくだせけで全体の流れが分かります。例えば水先案内人の募集要項の中にある研修の一つに、「明治神宮ツアー研修」があります。採用されれば、水先案内人が英語で案内することになるのですが、自らインバウンドになったつもりでどんなことが知りたいかを体験するのです。

  それ以外にも、まるで日本で暮らしているかのように、居酒屋へ行ったり、BARでお酒を飲んだり、神社仏閣を歩いてめぐるツアーが企画されています。

  例えば、革財布を販売する会社の販売員は、革財布を販売する中でそのインバウンドが感情クロージングなのか、理性クロージングなのか感じ取り、感情クロージングの場合はとにかく「楽しくショッピング」をしてもらえる場を作ることだけに徹すればいいのです。

  そして、そのお店の近くにある居酒屋、BAR、神社仏閣などの場所を説明出来たり、もちろんそのお店の得意な料理などある程度は把握できていてお勧めできると優秀な販売員です。そして、その範囲を少しづつ広げ、東京都内の案内、日光、鎌倉、川越などに広げるととても頼りになる親切な販売員と認められます。それを英語でプレゼンするのですから簡単な仕事ではありませんが、それが出来た人はどんな場面にも対応できる人となり、仕事が安定し収入が増えるのです。なぜならば、インバウンドの評価が高まり口コミ効果で集客効果が高まります。その結果お店の売り上げが伸びて、その人は会社から評価されて収入が増えるという、とても簡単な構造なのです。

【続く】