命をつなぐフードドライブ

西東京市の小さなまちに、
ひとつの温かな想いが芽生えました。

がく鍼灸治療院の山本学先生が、
静かに手を差しのべてくださったのです。

「子ども食堂へ、命の食糧を届けたい」
その願いを包みこむのは、
遠いタイの村から届いた、
手刺繍のカゴバッグ。

そこには、盲導犬の刺繍がそっと寄り添います。
――「盲導犬ユーザーが、もっと自由に入店できますように」
そんな祈りが針先に込められて。

カゴバッグに入った食糧は、
西東京市役所を経由して、
子ども食堂へと届けられます。

ひとつのバッグに込められた想いが、
子どもたちの笑顔へとつながり、
社会の小さな扉をひらいてゆきます。