国連決議に沿ったOTOP支援

第一次世界大戦の後の1919年に作られた国際連盟は平和条約機構でしたが、次第に弱体化し第二次世界大戦が起きてしまいました。母体となった国際連盟は国際連合(National Unions)と名称を変えました。

国際連合(以下国連)は世界政府ではありません。法律も作りません。国際(地球)の平和と安全を維持するために、国家間の友好関係を育てるために、紛争の解決を助けたり政策を決めるための手段を提供するのが存在する理由なのです。

1945年10月24日に加盟国は51ヵ国で正式に発足しまた。2023年2月時点の加盟国は193ヵ国にまで増えました。

国連の大きな活動とは別に、日本の国際協力機構 Japan International Cooperation Agency (以下 JICA) は日本国の独立行政法人しとして日本の政府開発援助 Official Development Assistance(以下 ODA)を一元的に行う実施機関として、開発途上国への国際協力を行っています。

JICAはタイ国の要請に基づき、2013年から海外協力隊をコミュニティ開発隊員として派遣してきました。また、タイの首都バンコク以外の76県に広がるD-HOPEプロジェクトでは、OTOPの取り組みを補完しながら、日本の地域振興事例を基に構築された[Decentralized Hands-On Program Exhibition] 分かりやす言えば分散体験型見本市を2017年から9県で開始した。

私なりに分かりやすく表現すると「国際展示会への訪問者にOTOP製品を販売すると同時にワークショップを実演する」または「自ら収穫した野菜や果物を使った地域に伝わる郷土料理」を生産者が自ら作る実演販売のようなものだと言えます。

そして、2021年9月、タイ首相府 公共部門開発委員会の Public Sector Excellent Award 2021において、タイ内務省コミュニティ開発局 Community-Driven Development (以下 CDD)とJICAによるD-HOPEプロジェクトが参加型ガバナンス部門を受賞し、ウィサヌ副首相より名誉ある賞を授与されました。(JICA専門家 尾﨑 嘉洋氏による報告書をJICAがバンコク日本人商工会議所に投稿した2021年1月11日の所報のから一部文章を引用しました)

2023年11月6日の取材を通してOTOPの概要クラジュードバッグがどのように発展したかを報告いたします。

この機会を利用して、私たちはTriple Pim Co., Ltd.のCEOであり、OTOPデザイナーであるユッタナ・アノタイシンタウィ氏に心から感謝の意を表明します。OTOPに参加する76県の村のために新しい製品を開発するために彼はデザインを提供してくれています。

インタビューの内容をユッターナ氏を通して翻訳しました。ご覧ください。

ユッターナ氏はタイのデザイナーとてOTOPプロジェクトを支援する起業家であり、ご自身のブランド「THE・REMAKER」を企画販売する人です。商品の一部を紹介いたします。

【前半:標準語】

【後半:標準語】

【前半:関西弁】

【後半:関西弁】

孫のナムフォンさんはリーダーとしてチームを引っ張っています。

クラジュードという天然植物から作る籠バッグ

完成しました!

クラジュード籠バッグが日本にやってきました